この女の子のレジに並びたいんだよ!

 

「レジ打ちの女性」の話、ご存知ですか?

 

 

ある若い女性は、何をしても続かない性格。

 

就職活動も
入社しては「自分に合わない」と
物流関係や医療事務、派遣会社など転々・・・
入ってはやめ、入ってはやめの繰り返し・・・

 

田舎の両親から「もう帰ってこい」と言われるも
負け犬のように帰ることはしたくないと
悩んでいたところ、
ある日、新しい仕事先の紹介が舞い込んできます。

 

 

それは、スーパーのレジ打ち

 

 

当時のスーパーのレジは、
コードの読み取りセンサーなど
ない時代。

 

値段をキーボードから
打ち込まなければならない。

 

案の定というか、
彼女はこの単純作業にも
飽きが出てきたが、

 

ある時、家の引き出しから出てきた日記を見て
気持ちが一変します。

 

子供の頃に書いた「私はピアニストになりたい。」という夢。
そして、
ピアニストにならなくても稽古を続けていた頃の自分を思い出し、

 

今、叩いているレジのキーボードが
ピアノの鍵盤とオーバーラップ。

 

「帰っておいで」という母からの電話にも
「お母さん、私、ここでもう少し頑張ってみる。」と。

 

そして、彼女は経験を積むと、
ものすごいスピードでレジを打てるようになりました。

 

すると
レジ打ちしながらお客様と会話する余裕も生まれ、

 

鯛を買ったお婆さんに
「何か、いいことあったんですか?」
「あ、そうですか、おめでとうございます!」

 

お客様とのコミュニケーションを取り始めたのです。

 

そして、ある日

 

そのスーパーにレジのレーンは5つあるも
お客はみんな彼女のレジだけに並ぶという現象が起こったとのこと。

 

店長が慌てて、「隣の空いているレジへどうぞ」と言っても
お客は、「私は、この子と話したいからここに並ばせておくれよ!」と。

 

彼女は、その場で泣き崩れてしまった。

 

 

という感動話です。

 

 

 

そこで、今回、お伝えしたいこと

 

それは・・・

 

私の地元のスーパーでこんなことがありました。

 

 

お会計のため、私はレジに並んで
台の上に買い物カゴを置きました。

 

そして、
レジ係の女性がカゴに入っている食品のバーコードを
次々とコードリーダーに読ませていたときのことです。

 

 

ばら売りのため、

袋に入っておらず
裸のままカゴに入れた1つの真っ赤なトマト。

 

そのトマトを手に取ったレジの女性が、
「ん!?」 
彼女の手が、一瞬、止まりました。

 

そして、私の目を見るではないですか。

 

「お客様、このトマト、
この部分が痛みが始まっているようなので、
お取替えいたします。」

 

その部分を私に見せながら、こう言ってきたのです。

 

私は、売り場の箱からトマトを取ったとき、
もちろん、凹んだり痛みが出てたりしないかチェックしました。

 

その言われた部分
見てもとても痛んでいるようには見えない。

 

 

この子はプロだぁ! なんていう子だぁ!

 

 

あ、今、この子なんて言いましたけど

 

その女性は、おそらく20代、
見た目ピチピチした感じのギャルと言ってもいい女の子でした。

 

もちろん、こんな経験はじめてです。

 

感心しました。

 

 

その後、

 

地元ですから、そのスーパーには何回も行ってますけど、
レジにその女性がいるときは、私はそのレジに並ぶようにしています。

 

というか、このようなことをされると自然とそうなりますよ。

 

人間は、感情の動物ですからね。

 

 

 

どんな仕事でもそうです。

 

ビジネスをしている以上、相手がいる。お客様がいる。

 

自分がもらう給料は、お客様が与えてくれているんだ
数十年前に受けた新入社員研修のときに言われました。

 

 

自分が今、相対している人を喜ばせることを考える。

 

相手が喜ぶと
相手が幸せになると

 

必ずや、その幸せは自分に返ってくる。

 

自分がハッピーになりたいなら、まず相手をハッピーにすることです。

 

人とのコミュニケーションは
人間が生きていくうえで最も大切なものだと思います。

 

 

仕事ではなく、井戸端会議でも
話をしている相手を楽しませる、喜ばせるということを
片隅でもいいです。
いつも頭に置いて会話しましょう。

 

自然と顔の表情も心も豊かになりますよ。

 

そして、懐も。

 

 



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   記事が少しでも参考になれば幸いです。

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